食道癌の初期症状を見落としてしまった知り合い
知り合いに食道癌になった方がいましたが、初期の段階で、食道癌の症状を感じていたにもかかわらず、見過ごしてしまい、大手術を受けることになってしまった方がいらっしゃいました。
数年に一回くらいしか会わない程度の知り合いだったのですが、お会いした時に声がずいぶんかすれてしまっていました。
私は風邪でもひかれたのかと思い、「風邪をひかれてしまったんですか?」と伺うと、「いや、風邪はひいていないんだけど、最近声がかれてしまってね。やっぱり年のせいかね。」と笑っておられました。
その方も当時70歳になるかならないかくらいの年齢でしたら、声がかすれたことを、加齢現象の一つだと、思っておられたようです。
その時は「そんなに急にかすれるかな?」と思いながらも、それ以上の話にはなりませんでした。
次に問題が起きたのは、食事を取っていた時のことです。
ふと見てみると何だか飲み込にくそうに食べています。
私の視線に気づいたのか、その人は照れくさそうに笑って、「いや、最近年の正で、物がしょっちゅう詰まるようになっちゃって、いや、年は取りたくないね。」と笑って言われます。
私は祖父母とずっと一緒でしたが、年を取ったからと言って、しょっちゅう食べ物が詰まるということはないことを知っています。
「ちょっとおかしくないですか?」と私は病院の受診を知り合いにすすめました。
それからしばらくして、知り合いの奥様からご連絡をいただきました。
「食道癌でした。」
医師には症状があったのに、なぜすぐ来なかったのかと怒られたということです。
年齢のせいだと思いたい気持ちはわかりますが、今までと違う症状が出たら、一応検査だけは受けておいた方がいいんだな、と思った出来事でした。
食道がんの症状が気になる方は、がん治療と向き合う人の情報サイトをごらんください。